ていねいな暮らし。ぬくもりのある暮らし。沖縄から手仕事の提案です。

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2017年3月13日月曜日

織物の原点

20数年前、東京で、『真木テキスタイルスタジオ』に出会い、その流れで西表島の『紅露工房』に石垣昭子さんを訪ねたりした。

これがきっかけで東京で織物を始めたかは自分でも定かではないけど、最初に影響、とういうか衝撃を受けたのは紛れもなく、真木さんの布と石垣先生の布。


暫く見ていないうちに、真木さんはインドの工房をまた立上げ、現地のお母さんが子どもを学校に行かせている間にしっかり仕事を出来る環境にしたようです。子どもたちは下校後、お母さんの機の音を聞きながら、宿題をしたり遊んだりして待っているって。素晴らしいです。インドの女性がまだ働く事を良しとされていない土地で、技術を教え、自分がいなくなってもちゃんと工房が自立できる工夫をされているのです。 

また、素材で言うと、シルクや麻だけでなくて新しい試みもしています。
極寒の地の遊牧民にヤギの毛を使っての織物を教わって素敵なショールにしていて、それはどんな寒い土地に行っても決して凍らない温かさなんだとか(市販の化繊のマフラーは凍るそうです)。


生活に密着していてこそのものづくり。原点ですね。

宜野湾市の
和ギャラリー秋風にて『真木テキスタイルスタジオ』展、3/15水まで。
お葉書を頂き、駆けつけました。ありがとうございます。

2014年12月20日土曜日

麻糸績み

 今日は思い切って、cafe ionca で開催中のイベント『麻week』で、麻糸績みのワークショップに参加して来ました。 

 麻のイベントなので、麻の葉模様の半巾帯を締めてます^^

 麻の茎の皮(精麻)を軽く煮て柔らかくし、床に打ち付けて、干す。 そして、繊維に分けて績んで行く。 途方もない作業。 だけどそんなのが好き。 前世でもこんな事に携わっていたはず。

  織子として働いていた時は既に染められた絹糸が用意されていました。 その後、研修施設に移った際には、糸を染める所から学びました。 そして今。 植物の姿から糸にするところ
を少しずつ学んでいます。 木綿、絹、そして麻。 手しごとの本質は糸を作る工程にあるのかも、と思いました。 神聖な気持ちになります。

 かつて人々の身近にあった大麻は、いまや工業用大麻として一部の認められた地域でしか栽培できません。 今、大麻や他の麻の存在がとても見直されて来て、食品・衣類・癒しなどなど様々な分野で多くの方々が広めていこうと頑張っています。  

 ワークショップの講師・『忠兵衛』金子貴子さんも、東京での会社勤めから一転、福島県昭和村へ移り、苧麻の績みの技術を学び、伝えていこうと奮闘されています。 その活動に入った理由を聞いたところ、どうしてでしょうね?とおっしゃってました。 

 自分の使命に出会ってしまったら、理由なんて口で説明出来ないものなのかもしれませんね。私も、この麻糸績みを一つのヒントに、これから出会うはずの使命にわくわくしながら、手を動かして行こうと思います。


※ 『忠兵衛』さんのHPは ⇒ こちら
 

2014年9月3日水曜日

はた織り

  ずっと押入れに眠っていた機(はた)を、娘の通う子ども園に持ち込んでみました。 

 子ども達に手仕事をさせたいだけでなく、園の中で大人が手仕事していてほしい、という園長先生。 それでは早速!というわけです。

 折りたたみ式の小ぶりの古い機ですが、既に経糸(たていと)はセット済みだし、緯糸(よこいと)に好きなものを入れて、皆でタペストリーを仕上げよう、と決まりました。 

 大人も子どもも、一段でもいいから糸を入れて織って欲しい。 どんな作品になるか、とても楽しみです。

 私が機の調整をしている間、娘は卓上機での織り方をお友達に教えている様子。 熱心に何段も織る子もいれば、たま~に全然興味を示さない子もいます。 小さなお友達には櫛でおさえる作業だけしてもらったり。 こちらも何日もかかりそうですが、小さな花瓶敷きになるかな?

 
 久々に機に向ったら、久々に木のどっしりした高機で帯を織りたくなりました。 手は覚えているはず。

 子どもがもう少し大きくなったら・・・。 それが私の夢です。