今日は思い切って、cafe ionca で開催中のイベント『麻week』で、麻糸績みのワークショップに参加して来ました。
麻のイベントなので、麻の葉模様の半巾帯を締めてます^^
麻の茎の皮(精麻)を軽く煮て柔らかくし、床に打ち付けて、干す。 そして、繊維に分けて績んで行く。 途方もない作業。 だけどそんなのが好き。 前世でもこんな事に携わっていたはず。
織子として働いていた時は既に染められた絹糸が用意されていました。 その後、研修施設に移った際には、糸を染める所から学びました。 そして今。 植物の姿から糸にするところ
を少しずつ学んでいます。 木綿、絹、そして麻。 手しごとの本質は糸を作る工程にあるのかも、と思いました。 神聖な気持ちになります。
かつて人々の身近にあった大麻は、いまや工業用大麻として一部の認められた地域でしか栽培できません。 今、大麻や他の麻の存在がとても見直されて来て、食品・衣類・癒しなどなど様々な分野で多くの方々が広めていこうと頑張っています。
ワークショップの講師・『忠兵衛』金子貴子さんも、東京での会社勤めから一転、福島県昭和村へ移り、苧麻の績みの技術を学び、伝えていこうと奮闘されています。 その活動に入った理由を聞いたところ、どうしてでしょうね?とおっしゃってました。
自分の使命に出会ってしまったら、理由なんて口で説明出来ないものなのかもしれませんね。私も、この麻糸績みを一つのヒントに、これから出会うはずの使命にわくわくしながら、手を動かして行こうと思います。
※ 『忠兵衛』さんのHPは ⇒ こちら
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